一段と厳しい寒さが続く今年の冬。立春を過ぎたあたりから陽射しが暖かくなったけれども、それでも底冷えの寒さや強い風は健在で、春が待ち遠しい気持ちが膨らみます。(花粉症の方は複雑かもしれないけど。。。)
こんなに厳しい寒さのなか、植物たちは春に備えて準備をしているのをチラホラと見かける今日この頃。
うちの庭ではクロスマスローズのつぼみがあちらこちらから顔を出していました。
今年もまた咲こうとしてくれている。「ありがとう」と伝えたくなる。
おうちの中ではちょっぴり早めに春を感じたくて、春の切り花を欠かさず飾っています。切り花は実際の季節感より早く花が出回るからです。
今回のお花はガレキフォリア。マメ科のお花でスイートピーの小さいバージョンのよう。小さなフリルのお花がたくさんついています。葉っぱの部分も細かく瑞々しくて、葉先がマメ科特有のクルンとした動きが面白いお花です。
お花だけではなく葉っぱも愛おしいお花の一つ。
華やいだ雰囲気はないけれど、野原から摘んできて花瓶に挿したような、気負わないお花なので普段の暮らしに違和感なく溶け込んでくれます。
リビングやダイニング、キッチン、洗面所やトイレでも、どこに飾っても良いアクセントになってくれる。
ひかえめな顔をして私たちの暮らしに寄り添ってくれているようで、心がほっこり和んでいます。