3月8日は「国際女性デー」。またの名は「ミモザの日」といいます。
イタリアでは家族や恋人、友人など大切な女性にミモザを贈るのが習わし。
街はミモザ色に染まります。
「国際女性デー」とは、もともと1904年ニューヨークの女性労働者が女性の参政権を要求しデモをおこした事から始まります。
世界で女性平等を謳う流れの中、イタリアでは1946年にイタリアの女性連合が提唱し、シンボルとして女性の日にふさわしい花は何かと考えられました。
アネモネやラナンキュラス、様々な春の花が候補に挙げられましたが高価だった為断念されたそうです。
そこでイタリアに自生するミモザの花ならば貧富の差に関係なく、贈り合えると考えられたため、ミモザに選ばれました。
このことから、3月8日には女性へミモザが贈られるようになり、日ごろの感謝の気持ちを伝える日に。
日本では女性の参政権が認められてから73年。現代では当たり前だと思っていた女性の参政権の歴史は、まだまだ浅いことを改めて考えさせられました。
ひよこのようなフワフワとした可愛いお花に、こんな想いが込められているんですね。
生花としてだけではなくドライフラワーとしても楽しめるので、長くお部屋に飾っておけるのも魅力のひとつ。
注意事項として、花粉症の方は残念ながらあまりおすすめはできません。。。
贈るだけではなく、日ごろの自分へのご褒美にも、ぜひミモザをお部屋に飾ってみてくださいね。