花をしつらえるときに気を付けていることは、花器との相性です。
その場の雰囲気や花との相性がぴったりかどうかはとても重要です。
涼やかに活けたい時は、ガラスの花器がぴったりだし、渋い雰囲気で活けたい時は、重い色の陶磁器なんかで活けるとカッコよく活けることができます。
草花を主とすると、花器は洋服のような存在。
よりお花の雰囲気を盛り立ててくれるのが花器だと思います。
自分のお家の雰囲気にぴったりな花器を見極めて、お気に入りの花器で花を活けるとよりいっそう花を活けることが楽しめるのではないでしょうか?
今回は秋の草花と相性の良い花器のお話し。
秋の草花は控えめでさりげなく、サラっとした空気感を持っている雰囲気がとても素敵です。
そんな秋の草花には土から作られた陶磁器の花器がぴったりなんです。
陶磁器に花を活けるたびに、毎回その土の質感を感じながら活けるとイメージが湧きやすく感じます。
秋の草花は特にそう。
よりデザインするということから、あるがままの姿を活ける方に重きをおいていけるような、そんな花活けになるからかもしれません。
土を感じることで、自然のあるがままの姿を切り取って、そのまま家にしつらえるようなイメージがしやすくなる。
活けやすくてどんな場面にも使える、陶器のオリジナルの花器が作るのが目標です。
もっと様々な陶器の花器に触れて勉強していきたいと思います。
9月ワークショップでは秋のお花の魅力を感じていただける内容となっています。
まだ、4日と11日お席のご用意がございますので、ぜひ皆さまのご参加をお待ちしております。
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