“花屋の夢想シネマ”とは、映画の感想と劇中に登場する主人公や場面にこんな花があったら素敵だと感じたお花をご紹介します。
シリーズ化していきたいと考えておりますので映画好きさんや花好きさんはぜひお付き合いください。
記念すべき第一回目のシネマ「花束みたいな恋をした」。
恋愛ものの映画とはずいぶん遠ざかっていましたが、花屋としてはタイトルがとても気になったので観ることに。
予想を覆されるストーリー展開に釘付けになりました。
映画を見た後は自分もなんだか失恋した気分になります。笑
恋愛ものを見ると「そんな偶然あるわけない」「そんなんで惹かれるはずない」「なんでそうなっちゃうの~」みたいに悲しいかぎりではありますが冷めた視点でしかみれないことがまぁ多いこと。
年齢を重ねたからなのか。。。
が、この「花束みたいな恋をした」は心理描写や映画に漂っている空気感、甘酸っぱい恋の落ち方とか、すれ違い冷めていく様子がとてもリアル。
個人的にはすれ違い方とかはめちゃめちゃ共感できました!
最初の出会いの場面はもうこれは「惚れてまうやろ!!!」の連続。
とにかく、有村ちゃんと菅田くんの掛け合いはもうたまらく可愛い。
そして、さわやかのハンバーグを食べたくなること間違いなしです。
切ない雰囲気が終始ただよう映画だったので、アンティークな色味のバラに紅葉した枝ものの花束を絹ちゃんに持ってもらいたい。
ちょうど同棲して買い出ししているシーンで。
二人で同棲していたこじんまりとしているアパートには、あまり大きな花束より数本だけ絹ちゃんがときめく草花を選んで花屋さんに束ねてもらったみたいなイメージの花束で。
Awesome City Clubの勿忘がまた切ないですね。
カップルで見るより一人か友達とみるのがおすすめの映画です。
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