ハレの日 ケの日、花をしつらえれば

愛知県碧南市の小さなお花のアトリエです。季節をたくさん感じていただけるような花の魅力をつづります。

枝ものを生けるコツ。

なるべく長持ちで存在感のある植物を生けたい時は枝ものをおススメしています。

下の写真のドウダンツツジは7月末に仕入れましたが11月現在も部屋に飾っています。

 

枝ものの種類にもよりますが、比較的水が濁りにくく持ちが良い。

頻繁に水換えしなくていいのは助かります。

ドウダンツツジの水揚げは、まず葉にも全体的に水をジョウロかホースでかけます。次に枝切ハサミで枝元を割って皮を少し削ります。枝元の枝が細い場合は割らずに皮を削るだけてもOK。葉の部分を新聞紙などで巻いて深水に半日ほどつけるといいでしょう。

 

アブラドウダンという種類もあり、こちらは葉の表面に凹凸と照りがあるのが特徴。

アブラドウダン

投げ入れレッスンで使いましたが通常のドウダンツツジとは違う存在感が。

レッスンで使った時は葉が少し赤身がかっていたので赤のケイトウと合わせて使いました。

 

枝ものを生けるうえで準備しておいた方がいいものは枝切ハサミ。

通常の花はさみではなかなか切るのは難しく、危ないので用意された方が良いと思います。

 

 

お花を始めたばかりの方が枝ものを生けるのは難しいイメージがあるかもしれませんがハサミさえあれば飾れるのでぜひ挑戦してみてください。

 

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